格安SIMが安い理由は「通信量」と「速度」にある
前回のお話が「SIMロック解除の義務化」についてお話しました。今回はその点含めて、最近話題になっている「格安SIM」について説明していきます。
そこでここ最近、急に現れた感じがするのが「格安SIM」です。
一般の方に認知されるまで時間が掛かりますが、主婦の方やお子さんに持たせるのに使う人が多い、人気のある「イオン」から出ている「イオン専用b-mobailの格安SIM」などがあります。実は通話回線、データ回線は日本通信のドコモを使用しています。
ここで疑問に思う方も多いはずです!!
「あれ?イオンで買った格安SIMなのに、回線は大手ドコモさんなのを使うのはなぜなの?不思議!そしたら、ドコモと直接契約しても変わらないのでは?」と思う方もいるはずです。
格安SIMの料金が安い秘密は「通信量」と「通信速度」にある
格安SIMを取り扱う業者の事を「MVNO(エム•ブイ•エヌ•オー)」と呼びます。Mobile Virtual Network Operatorの頭文字を取っています。これを日本語にしても難しいのですが、仮想移動体通信業者の事を言います。この辺は難しいので話を流しても大丈夫です。簡単に説明すると「イオン」などは自社で通信網設備を持っておらず、KDDI、NTTドコモなどの通信網をお借りして、格安の通信サービスを提供をします。しかし借りると言っても、KDDI、NTTドコモさんのお客様に対して、速度が遅くなったり、通信障害が出たら大変です。
なので格安SIMは格安で使わせて貰う代わりに、格安SIMの場合は「月に使用できる通信量」や「通信速度」があらかじめ決まっているプランを選び、安くスマホを使う事ができます。
ここで補足ですが、制限があるからと言って格安SIMをあきらめる人がいますが、実際に超ヘビーユーザーでない限り、制限を超えるような使い方を多くの人がしていません。その辺も少しずつデーターと共に、今後紹介していきます。
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格安SIM(SIMフリースマホ)にしたら、どうなるの?
結局の所、格安スマホにしなくても多くの人が今のキャリア(通信会社)のままでも何不自由なくスマホが使えていて、別に今のままでも大丈夫と現状維持のままでいいよと思っている方も多いと思います。それだけでなく、まだ2年縛りの途中ですぐに変更できない人もいるはずです。
ここでは格安スマホ(SIMフリースマホ)について、少し知って頂ければ大丈夫です。
格安スマホ(SIMフリースマホ)になったら、どうなるのでしょうか①?
- 料金プランの選択肢が増えるようになる
- 自分に合ったプランが選べるようになる
- 海外の格安SIMが使えるようになる
- 機種変更したい時に変更しやすくなる
- 2年縛りのような縛りがなくなったり、期間が短くなる
- 違約金がなかったり、今までのような高額な違約金がなくなるetc
1GBでできる事
毎日ビクビクしながら制限が掛からないか気にして、月の使用料金が高額になるのではないかと怯える心配もデーターを見れば少しは納得と安心するのではないでしょうか(1GBの目安/月:ソフトバンク公式サイト:参照)
大半の方が3GB未満でデーター通信が充分であれば、それに見合った料金プランが選べるようになります!格安SIM業者で業界最安値で唱っている、DMM mobile データSIMプラン 3GB では月850円で使用できます。
それだけでなくDMM mobile データSIMプラン 1GB では、月660円と今までよりも安くスマホを持つ事ができ使えるようになります。
今までなかなか持たせる事が出来なかったお子さんや高齢者の方など、家族内でスマホを気軽に持たせる事ができます。最近では教育アプリや英会話アプリの人気もあり、GPS機能を上手に使えば見守り携帯の役割としても使用できるようになります。
お子さんだけでなく、高齢者の方の介護をしている方や認知症介護の見守り機能など、緊急時の為のスマホの位置づけとして使用して頂いたり、高齢者の方でご本人様が画面の大きいタッチパネルのスマホの方が使いやすいわと言った声も耳にします。
格安スマホ(SIMフリースマホ)になると、どうなるの③?
海外旅行や海外への出張が多い人に重宝されるのが、格安スマホ(SIMフリースマホ)の大きなメリットの一つとも言えます。SIMフリースマホの場合、海外で手に入れた格安SIMが使えるようになります。(※通信規格確認)
海外で気軽にスマホを使用したいと思った際に、海外では気軽にネットに繋ぐ事ができませんでした。事前に日本国内の海外使用プランに加入したり、それも割高のプランに加入しないといけませんでした。最近のスマホは海外でも役に立つアプリも多く、すぐに調べごとできるようにインターネットに繋がる環境でないと不安だという声も沢山ありました。
そこでSIMフリースマホを手に入れれば、国内の割高かプランに加入しなくとも、到着した空港内にその国で使える格安SIMが販売しているので、気軽に購入でき使用できるようになります。パスポートが必要な国もあるので事前に調べてからの購入、使用をオススメします。(※海外でのSIMを購入する際は必ずご本人様の事前確認の上、自己責任でお願い致します。)
最後に格安SIM(SIMフリースマホ)にする事で、今よりも安くスマホが使えて、今までと変わらずスマホを使用できるメリットがあるので、2年縛りが終わりそうな方や今後、格安スマホにしようと検討している方にはオススメだと言えます。
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MVNO(エム•ブイ•エヌ•オー)ってなんですか?
格安SIMを知るのに知っておいて欲しい用語があります。それが「MVNO」です。
これは格安SIMを取り扱う業者の事を「MVNO(エム•ブイ•エヌ•オー)」と呼びます。Mobile Virtual Network Operatorの頭文字を取っています。これを日本語にしても難しいのですが、仮想移動体通信業者の事を言います。
MVNO事業者は代理店のような役割もあり、自社での回線網は持っていない代わりに、回線をKDDI、NTTドコモから借りてサービス事業を行います。借りる際に「速度制限」「データ通信制限」を設ける事で、安い料金展開ができユーザーに合った様々な料金プランが用意されています。
格安SIMは制限があるの?と懸念される方もいますが、大半の方が制限内に収まる使い方しかしていません。実際に自分が、月にどのくらい使用しているのか分からないユーザーも多く、格安SIMのニーズはこれからますます重要視されていきます。
【気になる格安SIM取り扱い業者(MVNO事業者)】
- So-netモバイルLTE
- b-mobile
- mio高速モバイル/D
- BIGLOBE LTE•3G
- OCNモバイルONE
- ServersMan SIN LTE
- hi-ho LTE typeD
- U-mobile
- BIC SIM
- ぷららモバイルLTE
- WIRELESS GATE WI-FI+LTE
- イオン専用b-mobile SIM
- pointy SIM
- BB.exciteモバイルLTE
- SkyLinkMobileなど
上記以外でも格安SIMを取り扱う業者は沢山あります。格安SIM取り扱い業者が多いのは嬉しいですが、ここから自分に合った格安SIMを見つけ出すのには一苦労しそうです。そこで自分に合った格安SIMを見つけ出せるように、格安SIMプラン診断みたいなのを後日つくる予定です。
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格安SIMの通信速度、通話できるの?繋がるの?
格安スマホ、格安SIMと聞いて繋がらない、通信速度が遅い、動画が見れないのではと思っている方も多いのではないでしょうか?実際問題いくら格安で安くても、繋がらなければ意味がありません。
しかし、安かろう悪かろうの時代では今のスマホ事情、生き残っていけない事くらい格安SIM事業者も理解しているはずです。 そこで、自分に合った格安スマホ、格安SIMを選ぶポイント含めて、格安SIM事業者(MVNO事業者)についてもう一度おさらいしましょう!
格安スマホの通信速度はどうなの?
格安SIM事業者は大手キャリアの回線を借りていますが、実はインターネット接続を行う際に格安SIM事業者のサーバーを経由する仕組みになっています。ここが格安SIMの大きなポイントになります。いくら格安でスマホが持てても、繋がらなければ意味がありません。
ここの回線設備に、格安SIM事業者がいかにお金をかけているか通信速度、安定差に大きな違いが出てきます。格安SIMを選ぶのに、参考ポイントになると思います。(前回の話:引用文)
音声品質、電波、エリアは大丈夫なの?
音声+データSIMを利用すれば、問題なく通話ができます。回線は大手キャリアのをお借りしているので音声の品質やエリアの広さは問題ありません。
問題なのが通話料金が割高になっています。多くの格安SIM事業者が30秒あたり、21.6円と高めになっているので、ここは通話アプリ、IP電話、ガラゲーと上手く併用する事で乗り越えていく必要があります。
格安SIM事業者を選ぶポイント①
格安SIM事業者が一番売りにしているのは何なのか知ることです。やはり格安SIMを取り扱っている会社の強みを知る必要があります。例えばスマホで通信速度を気にしないで、映画やアニメ、ゲームなどの動画を楽しみたい、そんな強みを持っている格安SIMを取り扱っている事業者はないか調べます。
格安SIMを取り扱っているU-mobileは、動画配信サイトを運営しているU-NEXTが提供する格安SIMになっています。動画配信するサイトが、動画を見てもらうのに遅くてどうするんだと言う事もあり、格安SIM業界で初のLTE使い放題プランなど提供しています。
格安SIM事業者を選ぶポイント②
最後に自分の用途にあったプランを選ぶ事で、今よりも月のスマホ代金を抑えながらも、今までと変わらないけおど、お得な節約したスマホライフが楽しめます!
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格安SIMでLINEを登録する際の注意点
格安SIMでもLINEが使えます。
使えるのですが、いくつかの点に気を付けないといけません!
1、LINEに登録しているメールアドレスの確認
キャリアスマホから格安SIMを使用したスマホに移行する際に、ドコモ、ソフトバンク、auのキャリアメールのメールアドレスを登録していると、データ移行が上手くできず失敗するケースが増えています。
キャリアスマホから格安スマホに移る際は、必ずGmailのメールアドレスを登録するかFacebook認証に変えておく事が必要です。
2、格安SIMの種類を理解する
格安SIMにはデータ通信だけを楽しむ「データ通信SIM」と、以前使っていた電話番号を引き継いで使える「MNP(モバイルナンバーポータビリティ)音声通話付きSIM」があります。また「データ通信SIM」でも「データ通信SIM(SMS)=ショートメール付き」があるので注意が必要です。
- データ通信SIM
- データ通信SIM(SMS=ショートメール機能付き)
- 以前使用していた番号をそのまま使える「音声通話付きSIM」があります。
データ通信SIMの場合、電話番号を使ったショートメールが使用できません。なので電話番号登録ができないので、認証の際にLINEからショートメールでお知らせが来ますが、その認証番号が受け取れないので注意が必要です。
ここで「データ通信SIM(SMS)付き」を選んでおくと、LINEから認証コードをスムーズに受け取れます。
またLINE登録時の際に、以前使用していたキャリアスマホのキャリアメールを登録していると、解約した時点でキャリアメールは使えなくなります。格安スマホ/格安SIMに移行する前に、登録しているメールアドレスの変更をしておく事が大切です。
3、ID検索ができなくなる
格安SIMの場合、年齢認証を行わなければいけないID検索が使用できなくなります。LINEのID検索はキャリアスマホでなければ使用できなくなっているようで、各通信会社からの登録、確認を行う必要があります。
ID検索での友達登録ができませんので、自分のQRコードを見せて登録してもらうか、ふるふるを使用して友達登録を行う必要があります。
【マメ情報】
パソコンとスマホのLINEアカウントを同期させ、パソコンの方でID検索ができるようにすると一時的に格安SIMのスマホでもID検索ができるようになります。しかし、PCでのチェック項目がはずれる事があるので、絶対的な方法ではありません。
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格安SIMの種類について
格安SIMには種類があります。それはデータ通信SIMと音声通話SIMの2種類があります。そして人気なのが、格安スマホ+格安SIMのセット販売です。
データ通信専用SIM
- インターネット、メール、動画を見る等のデータ通信だけ楽しみたい方向けのSIMカードです。
- データ通信専用SIMを使った通話はできません。通話をする際はIP電話で取得した番号を使用したり、アプリでのデータ通信を使った音声通話になります。
- データ通信SIMの場合、音声通話SIMに比べて料金が安く設定されています。音声通話をしない分、安くなっています。
音声通話SIM
- こちらは今まで使用していたキャリアスマホ(大手通信会社と契約して使用していたスマホを言います)のように使用したい方は、音声通話SIMがオススメです。今まで使用していたスマホの番号を引き続き使用する事ができ、ショートメールも使えます。
- 音声通話SIMの場合、(音声通話SIM+データ通信SIM)がセットになっているのでデータ通信も使えます。
人気の格安スマホ(端末)+格安スマホのセット
- そして格安SIMに必要なのが、SIMフリー対応スマホです。こちらを最近では「格安スマホ」などと呼んだりします。はじめて格安SIM/格安スマホを購入する際に、格安SIM+格安スマホ(SIMフリースマホ)のセット販売が人気です。こちらは格安SIMは格安SIMで購入して、格安スマホは格安スマホで購入するといった、面倒くさくて分かりづらい購入方法を解決させる為できたのが、人気のセット販売です。
- 現在、お持ちのキャリアスマホでSIMロック解除ができる端末ならいいですが、SIMロック解除できないスマホの場合は、新しくSIMフリー対応端末を購入しないといけません。しかし格安スマホの場合は企業努力もあり、従来とあまり変わらない機能、性能、スペックで今よりも安く、サクサク使用できるようになっています。
- そして、格安SIM+格安スマホの火付け役となったのが、大手スーパーのイオンや大手家電量販店のビックカメラ等があります。また楽天が、格安スマホの窓口の設置やサポート体制にも力を入れ始めており、これからますます格安SIM、格安スマホの需要が伸び、Yhaoo、TSUTAYAなどの大手有名企業も参戦してきているので、これから様々な機種、プランなども増えていくと予想されています。
まとめ
自分に合った格安SIMを見つけ出し、データ専用にするのか従来と変わらない音声通話付きのSIMにするのかによって、プラン、月額料金が変わってくる。しかし、それでも格安SIMで音声通話専用データSIMを使用したとしても、大手キャリアで使用していたスマホの月額一万円よりも安く抑えられるのは、家計的にも個人的にも節約ができ嬉しく感じる。
はじめての方にはセット購入が、一番簡単でオススメです(^^)
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